加湿器買い替え検討 その2

前回検討した結果、気化式への買い替えを考えたが、とりあえず様子を見て更なる情報収集に努めたところ、再検討を要してきたので、再検討する。

■最近の室内環境
本格的な冬を迎えて、乾燥もより進んだ。
最近では湿度が30%になることもざらで、今日なんかは朝10:30の時点で湿度30%。
そこから加湿器(スチーム式 500ml/h)を稼働して6時間でようやく湿度が60%弱になったところ。
室温は少し高めの24℃くらい。

■今回わかった問題点
500ml/hのスチーム式一定加湿量加湿で6時間連続運転してたら消費電力が前回の見積もりを
かなり上回ってくる可能性がある。
気化式にした場合、湿度の上昇に伴って加湿量が低下することから、加湿能力不足が考えられる。
湿度60%において、カタログスペックの50%程度ということから、その辺を考慮した再検討が必要。

■検討
現行機種:三菱電機 SV-M505(スチーム式、390W、500ml/h)
検討機種①:ダイニチ HD-7012(ハイブリッド式、18-285W、最大700ml/h)
検討機種②:ダイニチ HD-9012(ハイブリッド式、18-412W、最大900ml/h)

検討機種①にワンランク上の加湿量のものを選んだ理由は、上記の通り加湿量低下を考慮したもの。
ハイブリッド式の場合、湿度60%における加湿量はカタログスペックの70%程度となることから、
700ml/h*70%=490ml/hと、現行機種と同等になる。
検討機種②は加湿速度を上げて、気化式運転時間を長くした場合の比較として検討。

現行機種の稼働率を80%とする。
検討機種①の温風稼働時間を5時間とし、それ以降を気化式運転とする。
検討機種②の温風稼働時間を4時間とし、それ以降を気化式運転とする。

稼働時間を、平日6時間、土日15時間として、1ヶ月の稼働時間を平日6x22=132時間、
土日15x8=120時間とすると132+120=252時間/月。

現行機種 390x252x80%=78624Wh 約79KWh/月
検討機種① 285x5x30+18x(252-150)=44586Wh 約45KWh/月
検討機種② 412x4x30+20x(252-120)=52080Wh 約52KWh/月

ここで検討機種②は脱落。

電気料金を21.27円/KWhとすると

現行機種 21.27x79 = 1680.33円/月
検討機種① 21.27x45 = 957.15円/月

その差額 約723円/月 723x5=3615円/シーズン

検討機種①の価格を15000円とすると、投資した額を回収するのに必要な使用期間は

15000/3615=4.149… 約4.2年

■結論
これから電気代がさらに上がるのを考慮しても投資額の回収に約4年はかかる。
現行機種も壊れたわけじゃないから、捨てるのもったいないので、保留。