おごって女

先日知り合った女性と初めて食事に行くことに。

まあ初回だし、大した額じゃないからここは俺のおごりでと思っていた。
食事中もわりと会話も弾んでいい感じだった。
俺好みではないが、容姿もまあまあ、若いし、話も弾む、いい感じで推移したらお付き合いを申し出ようと思った。
いい時間になったので、伝票を持って会計を済ます俺。
店を出ると、女性に「ごちそうさまでした」と言われた。
俺は「えっ?」と思ったが、最初からおごるつもりだったので普通に返事をした。
女性も楽しんでもらえたようで、次の約束もとりつけた。

2回目、前回同様会話も弾みいい感じで終了。
会計を済まし店を出ると、やはり「ごちそうさまでした」。
金額は前回の2倍、それでも激しい痛手でもないので普通に返事をした。

3回目、こちらも前回同様いい感じで推移。
でもやはり、「ごちそうさまでした」。
俺は確信した。
「この娘、男がおごるのが当たり前」と思ってるな、と。

さすがに仏の顔も三度までということで、次回からは割り勘でお願いしますと伝えると
「割り勘て、、、ごめんなさい、そういう考えは無理です」
と言う返事が。
「やっぱり・・・。」

この時点でお互いに「ないな」ということはわかってたが、俺は敢えてそういう女はどういう風に思っているのか電話して聞いてみた。

要約すると、好意を持っている相手ならお金をかけても惜しくないでしょ、それができないなら好意をもってないと見なされる、と言うことらしいです。
つまり、お金をかけてもらえないと愛されていると思えないということです。
かわいそうですね、愛情の尺度をお金でしか測れないなんて。
そして、その女の主張では、「別にブランド物を買ってとか要求してるわけじゃないし、そんな高いお店に行ったわけでもないのに・・・」と。

俺は「値段の問題じゃないだろ」と思った。
愛情の大きさをお金で測る女ってありえない。
ましてや、まだ付き合っているわけでもない相手に「おごって当たり前」なんて、常識はずれもいいとこだ。
「デートしてやってる」とでも思ってるのだろうか。

しかし、同様の問題はやはりよくあるようで、ネットにもよく議題にあがっている。
それを見ると、割り勘派、おごって派どちらもいるようだが、割り勘派が若干多いように思う。
割り勘派の意見は筋が通っているが、おごって派(おごりたい派(男))はほとんどが筋の通ってない意見だ。

価値観の違いだからといえばそれまでだけど、おごって派の人は金銭感覚が一般人と違うんじゃないかと思う。
考えられるのは2パターン。よほどの金持ち(男)と生活能力欠如者(女)。
おごって女は1度の食事に2000~3000円かけるということがどういうことかわかってないのだろう。
常識のある人なら、そんなこと毎回やってたら負担になることぐらいわかるから、店を出たら普通は「おいくらでした?」とか聞くのが普通だろう。

「ケチな人は無理です」なんてメール送ってきたけど、ネットに載っていたお言葉をお借りして言わせてもらおう。

「付き合ってもいないのに3回もおごってもらった上、割り勘でも満足できないあなたが一番ケチじゃないですか?」